開始直後にZoomチャットを使った事前学習確認クイズを実施する。
「マクガーク効果とは何か」の選択問題と、録音した自声についての自由記述を実施する。
点数は成績に関係しないと伝えて緊張を下げる。
発話中に自分へ届く音には空気伝導と骨伝導が関わることを説明する。録音した声との差には、録音・再生機器の特性も影響する。
呼気によるエネルギー供給、声帯振動などの音源、声道によるフィルタリングを区別する。次のスライドでソース・フィルタモデルとして整理する。
呼気がエネルギーを供給し、声帯振動などが音源を作り、声道が音の周波数成分を変える。エネルギー源と音源を混同しない。LPCや音声合成の理解につながる概念。
母音を付けずに [sː] と [zː] を比較する。音節全体と子音部分を区別し、日本語の母音にも無声化があることを補足する。
完全な習得は音声学専門科目の目標。「音の違いが体の動きの違いから生まれる」という直感だけつかめればよい。
後の回では、スペクトログラムなどで共鳴に対応する帯域を確認する。基本周波数F0とフォルマントF1・F2の違いを繰り返し確認する。
音声と映像を入力する認識モデルでも視覚情報を活用できる。マクガーク効果の出方には個人・言語・刺激による違いがあるため、全員に同じ知覚を期待しない。