統計学Ⅰ(B)2026 第14回

第14回 総括

不確実な世界で、孤高の意思決定をするための道具として

統計学Ⅰ(B) 北星学園大学 最終回
小野原 彩香

統計学Ⅰ(B)2026 第14回

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3つのドア。1つ選び、司会者がハズレを開ける。
変えるべきか?
あのときの直感:「50:50、変えても同じ」


今のあなたは「なぜ2/3か」言える

数値(変える=67%)は同じ。変わったのは、あなたの理解。

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14回の地図

記述統計   2 代表値 / 3 ばらつき / 4 Python
関係       5 相関と因果
推測統計   6 標本とCLT / 7 信頼区間 / 8 t検定 / 9 ANOVA
モデル     10 回帰 / 11 AIC
別の世界観 12 ベイズ / 13 PCA

貫くのは一つ:直感やまぐれに惑わされず、データから慎重に結論を引く

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統計的誤用チェックリスト(前半)

# 問い
1 平均だけ見ていないか?(中央値・分布の形)
2 ばらつきを無視していないか?
3 相関を因果と取り違えていないか?(交絡)
4 標本の取り方は偏っていないか?
5 信頼区間を「確率」と誤解していないか?
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統計的誤用チェックリスト(後半)

# 問い
6 p値を効果の大きさ/正しさの確率と混同?
7 検定を繰り返して偽陽性を増やしていないか?
8 R²の高さだけでモデルを過信していないか?
9 複雑なモデルを過学習させていないか?
10 事前情報を無視/主観だと切り捨てていないか?

データに出会ったら、この10問を自分に問う

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統計にできること・できないこと

統計は確実な答えをくれる魔法ではない

できるのは ―

  • 不確実性の大きさを測る
  • どこまで言えてどこから言えないか、線を引く

不確実性は消せない。でも、それで十分。

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最後に

直感は速いが、系統的に間違える
空気・同調は、独立性を壊す

統計は、群れず・データに基づいて
自分で判断するための道具

不確実な世界で、孤高の意思決定をするために

統計学Ⅰ(B)2026 第14回

14回、おつかれさま

この道具を、あなたの手に渡す

統計学Ⅰ(B) 完