| 対象 | 独立性との関係 |
|---|---|
| 二項分布(第4回) | 独立を仮定している |
| 正規分布(第5回) | 分布の形の話。独立性とは別 |
| 中心極限定理(第6回) | 入門版は独立同分布を仮定。依存を許す版もある |
| 区間推定(第7回) | 平均は偏らない。問題は精度の見積もり |
「独立でないとお手上げ」ではない
独立を仮定した計算を、依存のあるデータに当てると危ない
第1回では「独立性が糸になる」と 予告しただけ
―― 独立そのものはまだ定義していない
独立の定義には 条件付き確率 が要る。だから順番は
子どもが2人。男女は半々・独立に決まる。
「少なくとも1人は女の子」 だと分かっている。
「もう1人が女か男か、だから 1/2」?
| 上 | 下 | 「少なくとも1人女」 |
|---|---|---|
| 男 | 男 | ✗ 消える |
| 男 | 女 | ✓ |
| 女 | 男 | ✓ |
| 女 | 女 | ✓ ← 2人とも女 |
「少なくとも1人女」で (男,男) が消える → 残り3通り中1通り
確率が
→ Colab で10万世帯:≈ 0.333
「
情報を得る = 標本空間を絞り込む = 確率を更新する
(第3回ベイズへ続く)
「ビー のもとでの エー の確率は、
エーかつビー の確率を ビー の確率で割ったもの」
| 記号 | 読み |
|---|---|
| 「 |
|
| 縦棒の右が条件、左が知りたいこと | |
| 分母 |
絞り込んだあとの舞台ぜんたい |
コツ:縦棒を見たら右から読む。 英語なら "
| ✗ こう読む | 実際はどの式か |
|---|---|
| 「 |
それは |
| 「 |
時間の順番ではない。向きも逆 |
| 「 |
それは |
縦棒は 割り算の記号ではない ――
| 例 | 判定 | ||
|---|---|---|---|
| コイン2回(A=2投目表, B=1投目表) | 独立 | ||
| トランプ2枚・戻さず( |
従属 |
ハートを1枚引くと山札が減る → 確率が変わる=従属
表の値は理論値。Colabの実測では有限回のばらつきが出る(例:0.500 と 0.499)
この授業は、独立を仮定した基本形から入る:
→ 第12〜13回、「空気を読む」と独立の仮定が崩れ、多数決の保証がそのまま使えなくなる
**「独立でなければ統計が使えない」ではない。**依存を組み込めば推定はできる
サイコロ:
排反=重ならない/独立=知っても確率が変わらない。 別物!
Colab:P(偶数 | 3が出た) = 0.000
| 概念 | 式 |
|---|---|
| 条件付き確率 | |
| 独立 | |
| 排反(≠独立) |
独立とは「一方を知っても、もう一方の確率が変わらない」という確率の関係
(「影響し合わない」という因果の話ではない)
→ これが今期ずっと効いてくる